【清州】ソムンウドン:서문우동はソンアンギル(성안길)近くのうどん&パンの二刀流食堂

    清州の繁華街ソンアンギル(성안길)のバス停「青年創業支援センター(청년창업지원센터)」から歩いて8分、うどんと焼き立てパンをいっしょに売るちょっと不思議な食堂「서문우동(ソムンウドン:西門うどん)」。

    店名の우동(うどん)から日本式うどんを連想しがちですが、出汁も麺も日本とはひと味違う韓国式。実は創業60年になる清州でも珍しい老舗をのぞいてみましょう。

    目次

    創業60年の백년가게(百年商店)に選ばれたソムンうどん:서문우동とは

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)正面

    서문우동(ソムンウドン:西門うどん)の創業は1962年。60年以上、同じ場所で営業を続けてきた老舗です。
    政府認定の「百年商店(백년가게)」にも選ばれ、複数の人気グルメ番組でも紹介されてきた実力店。

    こちら2026年4月にソムンウドンがテレビ出演したときのもの

    2010年の大ヒット韓国ドラマ「제빵왕 김탁구(製パン王 キム・タック)」の撮影地のひとつでもあり、劇中のパンを再現した「김탁구 보리빵(キム・タック麦パン)」も味わえます。

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)の店内ポスター
    店内のポスター「製パン王 キム・タックが作った”世界で一番お腹いっぱいになるパン”麦パン発売」

    かつては同様のお店が四、五軒あったそうです。今ではここだけが残っており「パンと麺をいっしょに売る店は清州でもうちだけ」と店主さんもおっしゃっています。

    ソムンうどん:서문우동のメニュー&価格

    看板は、煮干しでじっくり出汁をとった韓国式うどん「うどん:우동」。あっさりとした昔ながらの味わいが特徴です。麺類・パン類の主なメニューと価格は下の通り。

    麺メニュー

    メニュー価格
    서문우동(うどん)9,000ウォン
    쫄면(チョルミョン:野菜とコチュジャンソースの冷たい和え麺)9,500ウォン
    옛날짜장면(昔風ジャージャー麺)9,000ウォン
    튀김만두(揚げ餃子)6,000ウォン

    パンメニュー

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)のパンのショーケース
    食べたいものを伝えてもらう方式。先払いで麺とは別会計。
    メニュー価格
    야채고로케(野菜コロッケパン)2,600ウォン
    크림빵(クリームパン)2,000ウォン
    슈크림빵(シュークリームパン:カスタードクリーム入り)2,000ウォン
    단팥빵(あんぱん)4,000ウォン
    김탁구 보리빵(キム・タック麦パン)3,000ウォン

    パン類は数に限りがあり午前中で売り切れることもあるので、狙うなら早めの時間帯がおすすめ。会計はパンが先払い、麺類は後払いというスタイルです。

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)の店内の様子。食事が運ばれてくる業務用エレベーターがあります
    中央にあるのが食事が運ばれてくる業務用エレベーター

    厨房が地下でホールとフロアが違うため、できあがった料理が店内の小さな業務用エレベーターに乗ってくるのもこの店ならではの名物シーン。料理が運ばれてくる様子にも注目してくださいね。

    実食レポート|うどん・野菜コロッケパンを食べてみた

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)の냉모밀(ネンモミル)と쫄면(チョルミョン)。
    냉모밀(ネンモミル)と쫄면(チョルミョン)。냉모밀は夏季限定メニュー

    実は以前、ここでうどんをいただいたことがあります。
    (写真を撮りそびれてしまったのはちょっと後悔しているところ)

    ただ正直に言うと、「うわ、これはすごい!」と感動するタイプの味ではありません。
    とにかく素朴な味わいで煮干しをコトコト煮出した出汁は、まるでお母さんが作ってくれたような温かさを感じます。

    良くも悪くも、飾り気のない昔ながらのうどん。
    もしかするとこれが、韓国式うどんのひとつの「王道」の味なのかも?

    冷たい和え麺の쫄면(チョルミョン)も食べてみましたが、印象としてはうどんとそこまで大きくは変わらず。こちらも良くも悪くも素朴な、昔懐かしい味わいでした。

    ちなみにうどんもチョルミョンも麺量多め!お腹が空いているときは嬉しいですね。

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)のシュークリームパンと野菜コロッケパン
    シュークリームパンと野菜コロッケパン。シェアするためにハサミをもらえるのが面白いところ

    一方、断然おすすめしたいのが揚げたての野菜コロッケパン(야채고로케)。
    韓国では揚げパンのことを「コロッケ」と呼ぶことが多いです。

    そんな野菜コロッケは、周りの衣はサクサク、中の具はちょうどいい塩加減に仕上がっています。具材を例えるなら、お肉の代わりにハムが入れて少し胡椒を効かせた韓国式餃子のような味わい。それが揚げパンの生地と、なぜか驚くほど相性がいいんです。

    ただ人気ゆえか、私が訪れたときは1人2個までの購入制限がありました。まとめ買いしたい方は少し注意が必要かも。

    カスタードクリームがたっぷり入った슈크림빵(シュークリームパン)も、今どきのベーカリーにあるようなクリームパンとはひと味違います。
    どこか懐かしい、本当に子どものころ食べたようなクリームパンの味。パン生地は給食のコッペパンを思わせる、飾らない「シンプルイズベスト」な仕上がりです。

    ちなみに크림빵(クリームパン)のほうはバタークリームだそうですが、こちらはまだ試せていません。

    お土産用に買った김탁구 보리빵(キム・タック麦パン)は、少し粉っぽさの残る素朴な田舎パンといった趣。そのままでも麦の風味が楽しめるパンですが、いちごジャムを添えるとまた懐かしさを感じる味でした。

    ソムンうどんはソンアンギル・サムギョプサル通り・ユッコリ市場も徒歩圏内

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)すぐ横のソムン市場のサムギョプサル通りの看板
    サムギョプサル通りの看板の裏にソムンウドンがあります。

    서문우동(ソムンウドン:西門うどん)は1964年開設のソムン市場の一角に位置しています。ソムン市場はお隣のサジクドンにバスターミナルがあった当時はかなり活気のある市場でしたが、バスターミナルが現在のカギョンドンへ移転したのを機に人波が落ち着いてしまいました。

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)すぐ横のソムン市場のサムギョプサル通り
    サムギョプサル通り

    しかし2012年からソムン市場に「サムギョプサル通り」が開設され、毎年「サムギョプサル祭り」が開かれるようになり、最近では少しづつ訪れる人も多くなってきています。

    ソムン市場からユッコリ市場へも徒歩圏内。ソンアンギルもすぐそこなので、観光のついでに小腹がすいたら寄ってみてもいいかもしれませんね。

    まとめ

    韓国・清州の서문우동(ソムンウドン:西門うどん)店内の様子

    うどんとパンをいっしょに商う、清州でもここだけの老舗서문우동(ソムンウドン:西門うどん)。地元の人が通うのは、昔の味をそのまま伝えているためなのかもしれません。ノスタルジックな麺とパンの味を確かめに、ソンアンギルやユッコリ市場の散策のついでに足を伸ばしてみませんか?

      서문우동(ソムンウドン:西門ウドン)

    住所: 충북 청주시 상당구 무심동로392번길 8
    営業時間:10:20〜20:00 ブレイクタイム15:00〜17:00
    電話番号:043-256-3334
    Naver地図リンク:https://naver.me/56RtClwD

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