初めてでも迷わない!五松駅(オソン駅)完全ガイド〜KTX・ムグンファ号でソウルや韓国各地へ〜

清州(チョンジュ)の玄関口であり、韓国鉄道の要所でもある五松(オソン 오송)駅。大きな駅舎なので、初めて訪れる方は「どっちに行けばいいの?」と戸惑ってしまうかもしれません。
五松駅は高速鉄道(KTX・SRT)と、清州空港や清州駅を結ぶ在来線「忠北線(チュンブク線)」が交差する重要な接続駅です。今回は清州市在住の私が制作した”これさえ見れば迷わない五松駅構内ガイド”をお届けします。
私が実際に歩いて作成した手書きのフロアマップも載せていますので、よかったら活用してくださいね。
五松駅(オソン駅 오송역)とは?

五松駅は、韓国を南北に貫く高速列車(KTX・SRT)の「京釜高速線」と「湖南高速線」が分岐する唯一の駅です。
さらに、忠州(チュンジュ)や堤川(ジェチョン)など、忠清北道の主要都市を結ぶ在来線「忠北線」への乗り換え拠点でもあります。
清州空港から五松駅(オソン駅 오송역) までのアクセス
空港の端にある「清州空港駅」から在来線(忠北線)のムグンファ号に揺られて3つ目、約19分で到着します。
清州空港から電車で五松駅に移動する方法を解説しています。よかったらどうぞ!

五松駅(オソン駅 오송역) の隣、鳥致院(조치원 ジョチウォン / チョチウォン)駅はソウル・釜山への裏ルート
五松駅のすぐお隣には、在来線「忠北線」の発着点であり、「京釜線」の主要駅である鳥致院(조치원 ジョチウォン / チョチウォン)駅があります。
鳥致院駅には、ムグンファ号をはじめITX-セマウル号やマウム号などの在来線が頻繁に運行されています。KTXに比べると時間はかかりますが、その分ゆったりとした鉄道旅を楽しめるのが魅力。
ソウルや釜山はもちろん、世界遺産のある水原(スウォン)、大田(テジョン)、さらに全州(ジョンジュ)や麗水(ヨス)までカバーできる、知る人ぞ知る「鉄道旅の要所」です。
謎多き鳥致院(조치원 ジョチウォン / チョチウォン)駅についてこちらの記事で紹介しています。
移動に時間がかかってもゆっくり旅がしたいという方におすすめです。

五松(オソン 오송)駅の歴史
もともとは1921年に忠北線の小さな駅からスタートしましたが、2010年にKTXの停車駅となったことで、韓国鉄道の要衝へと劇的な変化を遂げました。
開業当初は「周囲に何もない駅」と言われたこともありましたが、現在は政府庁舎がある世宗(セジョン)市への玄関口として、また清州から韓国各地へとつなぐ拠点として、毎日多くの人が利用する近代的なステーションになっています。
五松駅(オソン駅 오송역) 1階フロアマップ

列車の旅を終えて外へ踏み出す、あるいはバスで駅に到着した際に利用するフロアです。
実は五松駅は清州の中心地から外れており、清州市内各地からバスで移動すると時間がかかります。
清州各地からの市内バスの所要時間は以下のとおりです。
- 清州空港から五松駅: BRT B3番で約30分、市内バス747番で約1時間15分
- 清州市中心(ソンアンギル)から五松駅:市内バスで約50 ~1時間15分
- 清州市外バスターミナルから五松駅:市内バス502、503、747番で約30分
五松駅(オソン駅 오송역) 1階の概要

1階は主に「交通広場」としての役割を担っています。
5番出口
タクシー乗り場への最短ルート。中央付近にあります。

駐車場: 5番出口側(駅舎前方)と、駅の裏側に配置されています。
7番出口
すべてのバス移動の起点です。まずはここを目指しましょう!

五松駅(オソン駅 오송역)のバス停留所とバス発着について

五松駅のバス乗り場は、7番出口を出て左から右へ1番〜7番まで並んでいます。
足元を見ると、バスの番号を書いたガイドがありますので、それに従って乗り場に並べば大丈夫!

ちなみにバスの降車場は1番バス停のところ。
清州空港からの市内バスの747番・B3番・A1番はここ1番バス停で下車することになります。
清州空港からの市内バスの乗り方については、こちらの記事を参考にしてください。



基本的に下に紹介した乗り場に並びますが、時間帯により乗り場が変更しますので気をつけてくださいね。
乗り場前の電光掲示板にバス出発時刻が表示されますので、それを確認してみましょう。
| 乗り場番号 | 行き先・バス番号 |
| 1番 | 下車専用(到着専用) |
| 2,3,4番 | 世宗市方面 (BRT:A2, A3, B1, B2, B4など) |
| 5番 | 清州空港・清州市内方面 (急行747、急行509、一般500, 502, 503, 518) |
| 6番 | 市内・梧倉・鳥致院方面 (53, 503, 511, 525, 1003、時間帯によりBRT A1, B3) |
| 7番 | 急行509、世宗市行き1003, 1005 ※時間帯により変動 |

6番と7番出口の間にある屋内待合所にはバス運行状況をリアルタイムで伝える電光掲示板があります。
夏や冬は、ここでバス時間を確認してから外に出るのがおすすめです。


五松駅(オソン駅 오송역) 2階フロアマップ


駅のメインコンコース。列車のチケットの購入や、出発前の腹ごしらえに最適なフロアです。
五松駅(オソン駅 오송역) 2階の概要


チケット売り場
中央に有人窓口があり、その横に日本語対応の自動券売機があります。日本発行のクレジットカードも利用可能です。横には有人の観光情報センターもあり、迷ってしまったら駅のことを尋ねてみたり、清州や周辺地域について質問してもOK。




ショップ
チケット売り場から見て左手に薬局、コンビニ(StoryWay)、小さなカフェがあります。


- 中央: 花屋さんと、駐車場へ続く連絡通路。
- フードコート(右手): 「コレイルラウンジ」としてリニューアルされた、食事スペースです。
フードコート・カフェ「コレイルラウンジ」


広々としたフードコートがあり、キンパ、うどんなどの軽食とカフェ併設でコーヒーなどがが楽しめます。3階よりも席数が多いため、列車の時間まで時間があるときやゆっくり休憩したい時は2階での滞在がおすすめです。
鉄道の自動券売機の使い方
では実際に自動券売機を使って乗車券を購入しましょう!
自動券売機は韓国の鉄道どこでも使い方は同じなので、ぜひ覚えてみてください。
今回は「五松駅」から「清州空港駅」へ行く乗車券を購入します。
①画面に他にある言語設定から日本語を選択。画面が日本語設定になります


②「乗車券の購入」ボタンを押します。「乗車/降車駅の選択」画面に移ります。駅名表示は日本語設定でも英語です。
行き先の清州空港駅はメイン駅ではないので、検索から「C」を選び表示される名前から選びます。


③「旅程情報」画面に移ります。
乗車人数と乗車日の日時を選択。確認したら、「列車検索」のボタンを押します。


④列車情報が表示されるので、希望の列車のボタンを押す。
私の場合、清州空港へ行くムグンファ号は座席指定は満席だったため「立ち席」で行くことにします。
選択した列車の「列車情報」が表示されるので、間違いがないか確認してから「予約する」を押します。


⑤立ち席に関する「案内メッセージ」が表示されます。内容を確認して「確認」ボタンを押します。
「決済方法を選択してください」の画面が表示されるので、希望の項目を選びます。
なお海外発行のクレジットカードは、以下のカードが使用可能です。
- VISA
- MASTER
- JCB
- ユニオンペイ


⑥赤丸印のところからクレジットカードを挿入。支払いをします。
支払いをすると乗車券が出てきますので受け取ってください。


⑦無事に乗車券の発行ができました!


五松駅(オソン駅 오송역) 3階


実際に列車が発着するプラットホームフロアです。待機できるベンチやロッテリアやダンキンドーナツ、お土産に最適なマッコリの専門店などお店も多数あります。


自動改札のないホームへの入り方
韓国の鉄道は「信用乗車方式」を採用しているため、日本のような自動改札機はありません。
有効な乗車券を持っていれば、そのままホームへ進んでOK。
車内で乗務員さんが端末で座席を確認していますが、正しく購入していれば声をかけられることはないので安心してくださいね。
ホーム番号と行き先ガイド
高速列車(KTX・SRT)
1〜2番線:麗水(여수ヨス)エクスポ・光州松汀(광주송정クァンジュソンジョン)・公州(공주コンジュ)方面
3〜4番線:釜山(부산プサン)・浦項(포항ポハン)・東大邱(동대구トンテグ)・大田(대전テジョン)方面ホーム


5〜8番線:ソウル・龍山(용산ヨンサン)・水西(수서スソ)方面ホーム


在来線(忠北線)


11〜12番線:鳥致院(ジョチウォン 조치원)・大田(テジョン 대전)駅・ソウル方面
13〜14番線:清州駅・清州国際空港・忠州(チュンジュ 충주)・堤川(ジェチョン 제천)方面







清州空港から来てKTXやSRTに乗り換える場合や、ソウルや他都市からオソン駅に来て清州空港駅に向かう場合は、あらかじめ乗車券を持っているならこの3階フロアでの移動のみで完結します。
乗車券がない場合のみ、一度2階へ降りて乗車券を購入しましょう。
五松駅(オソン駅 오송역) を攻略して楽しい旅を!


五松駅は非常に大きな駅ですが、「1階はバス・タクシー、2階はチケットと食事、3階は乗り場」という基本さえ押さえれば大丈夫!もし迷ったら、2階のチケット売り場付近の案内所に聞くのも手ですよ。
清州や世宗への移動はもちろん、この記事を参考に韓国の鉄道旅を快適に楽しんでくださいね。







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