【清州】ボンヨンプルコギ(봉용불고기)は焼き加減も味付けも自分次第!唯一無二のDIYプルコギ

清州(チョンジュ)の地元民に「清州グルメを一軒選ぶなら?」と聞くと、間違いなくトップ10圏内に名前が上がると思われる焼肉店があります。
その名も봉용불고기(ボンヨンプルコギ)本店。
看板メニューは薄切りの豚肉にたっぷりの千切りネギのコチュジャンあえ(パジョリ:파절이)を混ぜて焼き上げる、一風変わったプルコギ(불고기)です。
このメニューは清州でしか食べられない唯一無二なことに加えて、実は同じメニューでも隣のテーブルとまったく同じ味にならず、焼く人の個性が出るのが特徴。
その理由は、火加減も味付けも焼く人の手に委ねられる”DIYスタイル”だから。
今日はそんな봉용불고기(ボンヨンプルコギ)本店の成り立ちや、清州でしか味わえない”DIYプルコギ”の魅力をご紹介します。
봉용불고기(ボンヨンプルコギ)ってどんなお店?

봉용불고기(ボンヨンプルコギ)はトラックやタクシーの運転手さんたちが立ち寄る기사식당(キサシクタン/運転手向け食堂)としてスタートしたことから始まります。ボリュームと安さで、長距離を走るドライバーたちの胃袋を支えていたのが始まりでした。
実は、今の看板メニューであるプルコギも運転手食堂時代に生まれたそうです。
もともとは豚肉にタレをつけて食べるスタイルでしたが、運転手さんがタレをかけて焼いて千切りネギのコチュジャンあえ(パジョリ:파절이)を混ぜて食べていたそう。これがおいしいと評判になり、看板メニューとして定着しました。
運転手さんが生み出した我流の食べ方が、そのまま受け継がれているのが面白いですよね。そこから40年近くの月日を重ね、今では清州を代表する食堂に成長しているんです。
再注目のきっかけは人気YouTube番組『또간집(トゥガンジプ)』

봉용불고기(ボンヨンプルコギ)が近年また大きな注目を集めるようになったきっかけが、コメディアン・풍자(プンジャ)さんが手がける人気YouTube番組『또간집(トゥガンジプ/また行く店)』です。
地元の人たちから実際にリピートしているお店の情報を集め、プンジャさん自身が訪れて食レポ。動画の最後にはその地域での1位を選定するという企画で、本当に気に入った店がなければ選定を見送ることもあるほど、ジャッジがシビアなことでも知られています。
そんな『또간집』のEP.53・清州編(2024年5月24日公開)で、プンジャさんが清州の1位に選んだのが、この봉용불고기でした。
これをきっかけに若い世代や他地域からの認知度も一気に上がり、新旧の客層に愛される清州の名物店として存在感を増しています。
봉용불고기(ボンヨンプルコギ)おすすめメニュー
돼지고기(パジョリ・ブルコギ/ネギ豚焼肉)

メニューには「돼지고기(豚肉)」と書いてありますが、これがパジョリ・ブルコギ/ネギ豚焼肉のこと。
冷凍熟成させた豚肉をタレに絡めて焼くこの店独自の豚プルコギです。豚肉は丸く整形された薄切り肉。テーブルの鉄板で自分で焼いてから千切りネギのコチュジャンあえ(パジョリ:파절이)を混ぜて仕上げます。
注文は基本2人前からですが、1人前で注文したいならキサメニューを頼むと◎。
기사메뉴(キサメニュー/運転手メニュー)
運転手食堂として始まったお店ならではの名残が、今も残るこの기사메뉴。
豚肉100gにご飯もセットになったお得なメニューで、1人でさくっと済ませたいときにぴったりです。
볶음밥(ポックンパプ/炒めご飯)

多くの人が「一番美味しい」と口を揃えるのが、鉄板で作る炒めご飯(볶음밥)。
別料金の白米(공기밥)を注文し、セルフコーナーからごま油と韓国のりを持ってきて作ればOK!
肉をある程度残しておいてから作ると、肉の旨みとタレが染み込んだ炒飯がとても美味しいです。残しておく具の量やごま油の量で味が変わってくるので、ここが腕の見せ所かも?
봉용불고기(ボンヨンプルコギ)実食レポート

ボンヨンプルコギのお店の下は駐車場なので車で来ても駐車場の心配はないのが嬉しいところ。エレベーターに乗ってお店に行きましょう。お店は2階です。

到着したのが11時20分頃でしたがもうすでにお客さんが!

席につくと同時に「2人前」と注文。基本的にメニューが1種類しかないから人数分でOK。すぐおかずが運ばれてきます。一緒に豚肉と特製の醤油ソースもやってきました。

ここのお店では、肉を焼くのはすべてお客さんの手に委ねられます。火加減も、味を決める工程も、すべて自分次第。どのタイミングで火を強めるか、タレをどこまで焼き切るか。その采配ひとつで味に個性が生まれます。
ちなみにこの作り方は韓国語で説明されていますが、日本語訳はないのでここで先に予習してくださいね。

【お肉の召し上がり方】
- 鉄板の上に肉をのせて醤油をかけたら、強火で肉に火を通します。
- 肉にほぼ火が通ったら、焼いている間に出てきた水分(肉汁)が少しだけ残る程度まで取り除きます。
- パジョリ(ネギのあえもの)を鉄板にのせて、火が通った肉と混ぜ合わせます。ネギにちょうどよく火が通ったら、火を消すか弱火にして召し上がってください。
さっそく肉をDIYで焼いていく!

机の上の鉄板にはすでにアルミホイルがセッティング済みなので、コンロの火をつけて豚肉をドサッと乗せましょう。そしてすかさず特製醤油ソースもふりかけます!肉にタレを絡めるようにしながら強火で焼いていきましょう。
肉の色が白く変わり、ほとんど火が通ってきたらここからがメインイベント。お肉の肉汁を惜しげ無く捨ててしまいます!
お肉を食べる方法には「少しだけ残して捨ててください」とありますが、私たちはわざと半分弱残すことに。
実はこれがDIYプルコギたる理由。肉汁の残し方でも微妙な味の変化があるんです。

そして千切りネギのコチュジャンあえ(파절이)を投入。適度に混ぜつつネギに火が通ったら完成。鉄板をごく弱火にしながらお肉をいただきます。
サンチュに包んで実食

コチュジャンの辛さは辛ラーメンよりも少しマイルド。味付けはコチュジャンですが、どことなく感じるこの甘さはネギの風味。
めちゃくちゃおいしくて感動というほどではないですが、ありそうでもどこにもない。ここでしか食べられない唯一無二の味です。不思議なことに箸が進み、スルスルいけちゃいます。
そしてここが重要!次のために肉を全部食べきらず、ある程度残しておきます。
炒めご飯(볶음밥)を作りましょう!

まず、セルフコーナーから韓国海苔とごま油をもらってきます。そして白米と一緒に海苔を投入!
ごま油はその上からお好みの量をかけましょう。混ぜた後にご飯を広げて、少しおこげを作るのがおすすめです。

おこげが出来たところで火を止めてさっそくいただきます。

個人的にはプルコギよりもこっちの炒めご飯のほうがはるかにおいしいと感じました。ちょうどいい具合のおこげの香ばしさとごま油の風味、そしてお肉の旨味がこれでもかと口の中に広がります。
口コミで「必ず炒めご飯は食べて」と言われている理由が、これでよくわかります。必ずシメの炒めご飯も食べてみてくださいね!
봉용불고기(ボンヨンプルコギ)はクセになる豚プルコギ

トラックやタクシーの運転手さんたちの胃袋を支えた기사식당から始まり、今では世代を超えて愛される清州の名物店になったボンヨンプルコギ。
自分の手で完成させる唯一無二のメニューには、焼き加減もタレの残し方にも正解はありません。その日その瞬間の”自分だけの味”に出会えるのが、このDIYプルコギの醍醐味なのかもしれませんね。
清州を訪れた際は、ここでしか味わえない一皿を自分の手で完成させてみませんか?
봉용불고기(ボンヨンプルコギ)本店へのアクセス
建物の2階で営業しており、団体利用にも対応できます。
専用駐車場(約20台分)もあり、食事利用であれば無料で停められるのも嬉しいポイントです。

봉용불고기(ボンヨンプルコギ)
住所: 충북 청주시 청원구 중앙로 108
営業時間: 8:00~21:30
電話番号:043-259-8124
Naver地図リンク:https://naver.me/FCA8YYwP







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